blog ~業の利~

今までの業から得た情報を共有させていただき、少しでも利を得ていただける場が作れたらと思います。

UberEats 配達員あるある! 利用者にはぜひ知ってもらいたい!

Q、ウーバーイーツ2日目。
『Takuya.K』(仮)が配達先で、地図上は『近藤(仮)』さんの家になっていて、『近藤さんでよろしいでしょうか?』ってメール?したら『小林です(仮)』ってお返事。
一軒家の方は名字も教えてほしいの。
これって配達員あるある?



A、UberEats配達パートナーあるあるです!


以前にもいくらか記事にしてみたのですが、UberEatsアプリの設定の考えが少し甘いと思います。


基本的な概念として、
UberEatsは、フードデリバリー(宅配)ではあるが、チャーター便であることを理解しなければなりません。


どういうことかというと、
皆さんが日頃から認識している配送というもの、宅急便や郵便は、小口貨物輸送であって、伝票が存在し、その記載住所へ配送するがスタンダードです。
ここで気付くべき点は、伝票記載住所が存在しない、住所表記がない、表札名、屋号、家主が違うとなると、不明貨物として配送されません。


逆に
フードデリバリーも宅配なんだから、一緒じゃないの?既存のデリバリーサービスだってそうだよね?って思うのですが、明らかに違います。
既存のデリバリーサービスは、利用運送であり、注文条件や配達範囲が決まっています。
UberEatsの場合は、チャーター便→リムジンサービスやタクシーと考えてください。言った場所まで行ってくれるが、根本的な考えです。


ということは、
住所はあいまいで良い、あとは受けた配達ドライバーが確認しろが、UberEatsの考えなのでしょう。
普通に考えれば、サービス大国の日本では、インディペンデント性が高い商品には、しつこい説明が必要です。
だから、トラブルが多い....
当然の結果だと思います。



ですので、
利用する人は!ご理解ください!
フードデリバリーは、宅急便や郵便とは違います!
入力した住所にピンポイントで届くわけではありません。
同じ番地に複数の建屋があったり、同じ号に同じ形状の集合住宅があったり、
届くには情報が必要不可欠です!
(ちなみに先日運送業界の会合で話してきたのですが、配送のプロ「宅急便の配達員さんたちのこと」には、UberEatsで配送は出来ないよwそもそもが違うって話を聞いてきました。)



【UberEatsでの鉄則】
◆配達パートナー
・ピンずれは、常。
・受け取り後は、住所確認、連絡確認。
・付近に付いたら、電話連絡でタイマー発動。


◆注文者
・入力した住所だけで済まさない。
・建屋の表札の有無、差異を必ず補足。
・外観の目印を補足。
・可能な限り、届くまでは端末を手放さない。
・UberEatsを注文した時は、不明な固定電話には出る。
ヒント1:玄関前に車を駐車していたら、ナンバー、色、メーカー、車種などを補足説明に入れておくと、昼夜問わずかなり確実です。
ヒント2:UberEatsの配達パートナーからの連絡は、SMSまたは電話連絡です。電話連絡の場合、東京の交換台固定番号か、各エリアの交換台固定電話の番号でかかってきます。